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こんにちは。
カイゼン研究会(a-Sol上海)です。
過去記事はこちら
https://kaizenlab-china.blog.jp/
中国プチ情報では
ちょっと気になる中国時事ニュースをお届けします！
(現地社員との話のネタに使っていただければ嬉しいです。）
ここ2カ月ほど雨が降り続けている広東省とは反対に
河南省ではほとんど雨が降らず干ばつが発生しています。
それに追い打ちをかけるように
端午節前から40度を超える気温が続いており
農業用水のための河川が干上がったり、地下水の水位低下が深刻になっており、本日6月18日に政府も干ばつ警報を発表し、緊急対策を始めました。
農家では、農業用地を感想から守るために付きっきりで水を汲みだし、人手で撒くという対応がとられ、水撒きのためのコストアップに加えて労働過多となってしまっている様子がニュースで映し出されています。
北京オリンピックの際に有名になった
人工降雨技術の活用が求められておりますが
それもかなっていない状況です。
中国では、雲にロケットを打ち込み(その中にドライアイス、ヨウ化銀、塩が含まれ、雨粒を成長させる)、人工的に雨を降らす技術が活用されています。(もともとある雲から水を押し出すイメージ。)
ちなみに、日本にもこの装置はありますが、効果が限定的なことから、あまり使われていません。(農業のためにというより、ダムの水を増やすという目的のため、ダムと雲の位置を考慮しないといけないため、効果が限定的という考え)
なぜ河南省で使われていないかというと
そもそもの雲が発生していないので、せっかくの技術も活用できないという状況だそうです。
(ちなみに北京オリンピックの際は、開会式で雨を降らせないために事前に雨を降らすという、晴れを作る目的で使用されたようです。)
本日のプチ情報はここまでです。
ありがとうございました。
過去記事はこちら
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