おはようございます。
カイゼン研究会(株式会社a-Sol)です。
コラムはこちら(https://kaizenlab-china.blog.jp/)
海外駐在ニュースでは
ちょっと気になる中国・東南アジアの時事ニュースをお届けします。
(現地社員との話のネタに使っていただければ嬉しいです。)
中国の街中やワイマイなどでよく見かける
ミルクティーをはじめとした
ドリンク販売企業の上場ラッシュが続いています。
直近で言うと
2025年3月に最大手の
蜜雪冰城が香港で上場しました。
予想価格を30%以上超える上場となり
時価総額は1.8兆円にも達した
ということが話題になっていました。
代表企業を2023年度の売上順に並べると
・蜜雪冰城 売上203億元(前年比+49.6%)
・古茗 76.76億元(+38.1%)
・茶百道 57.04億元(+35.0%)
・奈雪の茶 51.64億元(+20.3%)
・霸王茶姬 46.40億元(+167.4%)
となっており
古茗は2025年2月に香港に上場
茶百道は2024年4月に香港に上場
奈雪の茶は2021年6月に香港に上場
というように
上場ラッシュで、売り上げの成長も
各社ばらつきはありますが、
前年比をずっと更新しています。
(霸王茶姬は今年アメリカのナスダックに上場予定)
すでに上場している各社の時価総額を合計しても
蜜雪冰城には及ばないくらい離れており
競争が激しかったこの業界も
1強になりつつあります。
Cocoや快楽檸檬など台湾系も奮闘していましたが
今は大きく差をつけられ、ランキングにも入ってきていない状況です。
とにかく低価格が売りの
蜜雪冰城ですが
ミルクティー1杯6元~など
平均客単価6~8元の低コスト戦略が
強みになっています。
(他社は10元~20元前後)
この低価格を実現できる理由は
材料調達戦略で、
レモンを自社で栽培するなど
原材料の約60%を自社生産しているなど
低コスト実現のため他社よりも
自社生産にこだわる戦略をとっています。
もちろん店舗数も圧倒的で
約45000店舗を国内外に構え
約5000店舗が海外となっています。
(2位の古茗で9000店舗)
独走状態の蜜雪冰城ですが
今追い上げているのが
真逆の高価格路線を進めている
霸王茶姬(CHAGEE)です。
果物などに頼らず
高品質のお茶のみを主力商品とし
カップや袋のデザインも
ディオールに似たおしゃれなものとなっており
創業7年目で急拡大しています。
2024年度の決算はまだですが
売上も全体2位の100億元に迫る勢いです。
純利益率20%超えと
他社より利益率が高いのも特徴です。
(他社は10~15%前後)
ここからアメリカでの上場を控えており
その後、国内店舗出店の加速(年内国内1000店舗増)と
海外展開を進める計画を掲げており、
まだまだ熾烈な競争は続きそうな状況です。
本日の海外駐在ニュースはここまでです。
ありがとうございました。
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