こんにちは。
カイゼン研究会(a-Sol上海) 宇賀です。
「通常の業務は回せるんだけど
改善できる人はいないんですよ。」
こんな悩みを聞きました。
それはけっこう大きな課題です。
「何かを作る」
もしくは
「何かを買ってくる」
そして
お客さんに売る。
すごく単純化すると
これをしながら
利益を出し続けるために
会社や工場はあります。
じゃあ
利益はどう生まれるかを考えると
2つ考え方あります。
(1)売値=原価+利益
(2)利益=売値ー原価
(1)は売値・利益は
自社でコントロールできる
という考え方です。
かかった原価に必要な利益をのせて
それをお客様への売値にする。
反対に、
売値は市場、お客様が決めるので
自社ではなかなかコントールできない
というのが(2)の考え方です。
景気の変動や市場環境に
売値や売れる量は影響を受ける。
そうなると
利益を出すために
自社でコントロールできる部分というのは
「原価」の部分しかないという考え方です。
製造業の多くは
この考え方を基本としています。
利益を上げるために
原価を下げる
コストを下げる
これが仕事になってきます。
ここで
最初の悩み
「業務は回せるが、改善できる人がいない」
を言い換えると
通常の
モノを買って、モノを作って、売る
という中に含まれる諸々の業務は
日々当たり前にやれている。
だけど
その諸々の業務を処理するだけで
業務自体を
どうすればより安く?
どうすればもっと少ない人で?
どうすればもっと速く?
どうすればもっと楽に、簡単に?
この仕事はなくせる?
のようなことを
仕事とできてない
つまり
会社として
利益を上げる仕組みになっていない
ということになります。
もちろん
この問題の大きさ、緊急度は
今の売上の状況によって変わるのですが
長期的に見ると
利益を出す力というのが弱くなります。
じゃあ
コストを下げる、
原価を下げる
というのは
どういうことかと言うと
今の業務の問題を見つけ続けることが
必要になります。
多くの会社ではそれぞれの
方法を持っていて、
その発見の仕組みの
維持にリソースをかけています。
普通に個人に任せて
業務をしていると
問題があるとは気づくことは難しいのです。
なぜ難しいかというと
何かと比較することで初めて
これは正しい、
これはおかしい、
ということが認識できるのですが
人それぞれの常識
「これが当たり前」という基準が違うからです。
ある人にとっては
これは問題(コストや原価を上げるような行い)
だと思っても
ある人にとっては
いつも通りやっていて普通ということが
起こり続けます。
だから
多くの会社では
当たり前、作業標準、業務フローなど
会社としての当たり前のレベルを設定し
その通りしていない、
できない場合は問題だよね
という問題発見の網を作って
維持することに
リソースを割きます。
見える化というのも
何か比較対象を設定し、
これは問題
これは普通
というのを発見できるようにする
という言葉です。
そこまで
できてくると
最初に戻って
原価を下げる仕事に着手可能になってきます。
問題が見つけ続けることができる限り
その仕事は山のようにありますし
どうやったら
2度と起こらないようになるか?
と考えて、対策をするのは頭を使う仕事です。
問題解決能力という言葉は
ここで初めて重要になってきます。
問題を見つけ続けても
溜まっていくばかりでは
見つけるために割いたリソースが
無駄になってしまいます。
ちょっと
長々と書いてきてしまいましたが
最初の悩みに戻ると
まずボトルネックを見つける必要があります。
そもそも
改善するための問題を認識できない環境なのか?
それとも
具体的な問題はあるのに
解決できないのか?
はたまた
どちらもできるけど
仕事として実施してくれないのか?
どこで
止まってしまっているのかを
まず見極めていきます。
何かをするたびに
ボトルネックは移動したり
また戻ったりするのですが
最初に全体像が見えていれば
すぐに気づけるはずです。
また
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デジタルを扱うスキルは
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