一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会の門脇 圭です!
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今週「Weekly 現場カイゼンブログ」をお届けしますね。
これは、「トヨタ 仕事の基本大全」という中経出版社が発行している本の中から、生産現場、物流の現場でお仕事されている方々にお役に立てる情報を、毎週1回当研究会の研究員から配信するものです。
「トヨタ 仕事の基本大全」という本の詳細はこちらです。
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131B55
今週はCapter5 Lecture59「自分の分身をつくる」です。
トヨタの元会長である豊田英二はこんな言葉を残しています。
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C02
「人間がものを作るのだから、人を作らねば仕事も始まらない」
どんな優れた設備があり、効率的に生産するしくみを作っても、それを活用する社員がいなければ、宝に持ち腐れになってしまうというわけです。
トヨタでは評価されるリーダーは自分の分身を何人育てられたか?が評価のモノサシになっているそうです。
しかし、ほとんど会社はどうかというと・・・・・・・
日々業務に終われ・・・・気がつけば時間が経っている状態。部下を信用できず、自分でなんでもこなしている状態であり、自分じゃないとトラブルが解決せず、処理ができない・・・・
自分がいないといけない状態ってのは、ぶっちゃけ気持ちが良いものですよね。
心理学で言う『承認欲求』が満たされるので、口では「大変だ」「忙しい」なんて言いながらも心の奥底ではとっても満たされている状態だったりします。
だからこそ、大抵の人はこの状態から抜けられない。いや、抜けられないというよりも、抜けようとしない。自分が頼られるのって、これほど気持ちの良いことはないですもんね。
となるといつまで経っても、日々忙しく、部下は育たず、分身はできず、トラブルは永遠になくならない。その原因って大部分が実は自分なんですよね・・・・
かく言う私もまさしくその典型でした。中国で14年総経理をしていますが、その殆どが「忙しい!!!」「大変!!!」「スタッフが・・・・・」と愚痴ったり、文句ばかり言っていました。
2年前くらいからですが、少しずつ少しずつ会社にいる時間を減らし、私を頼りにしない状況を無理やり作っていきました。
(最初はサボっていると思われていました。。。。)
それはマインドを「業務」から「育成」にシフトしていったのです。少し時間はかかりましたが、今ではおそらく1年会社に居なくても現在のStaffであれば、業務は回せる様になってきました。
決して私はサボっているわけではなく(このカイゼンブログは全Staffが見ているので・・・・)次のSTEPへ向けて、全体を俯瞰して「会社への貢献度の高い仕事」へ更にシフトしていってます。
Staffも私がたまにいることで、変なプレッシャーもなくなり、お客さんを向いて仕事が出来るようになってきたかと思います。
今、あなたの目の前に起きている問題を再発させない為には・・・・
問題を事前に察知し、発生させないためには?????
なんの問題もなく、生産させるには?????
それは
部下を育てるしかないのです。
仕事が出来る人ほど、なんでもかんでも自分でやってしまいがちです。しかしそれが実は部下が育たない、カイゼンが進まない大きな原因だったのです。
駐在しているあなたは必ず日本に帰ります。しかし、今ある会社、現場は必ず残ります。
日本に帰ったら知らんぷり?でいいんですか??今ある、目の前にいる部下を育てずに帰れますか???そうなると、会社はかならず停滞しますよ。
自分が居なくても、業務が回るようにするにはどうすればいいのか?
自分の後任なしでも会社が機能するにはどうすればいいのか?
一度真剣に考えてみてください。これが実現できると、本当に大きなカイゼン効果が生まれるのは間違いありません。
それではまた、メールしますね!!!
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一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会
門脇 圭
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を!!
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