おはようございます。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店の鳥枝将光です。
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本日は江蘇省地区近隣の方のお耳に入れたいセミナーのお知らせが届きましたので共有させていただきます。
セミナーの中では現地幹部スタッフの育成に成功した中国での4つの事例を紹介しながら、それでは自分はどうすれば良いのか?がより理解いただけるようワークショップ形式で行われるそうです。
中国1,2年目で中国に来てから漠然と現場で感じる「これでいいの?」という違和感をお持ちの方。
中国3年目以上の方でも、そろそろ現場改革に乗り出したい、「けど、自分のやり方は間違っていないのだろうか…?」と自問自答した経験のある方。
こんなことを感じたことがもしあったとしたら、このセミナーはあなたのものです。
しかも、午後を丸々使ったセミナーにも関わらず
無料とのことです。
残席3名ほどのようなので、今すぐ下記をご覧下さい。
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お世話になります。トランスエージェントの筧です。
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暑いくらいの天気が続いていますね。
私は上海に住んでいるため、地下鉄3駅までは全て自転車で移動しています。
元々、自分の自転車を乗っていたのですが、残念ながら盗まれてしまい現在はMobikeを使っております。
最近の中国ではMobikeを筆頭に日本にはないサービスが多々出てきております。
日本の報道では中国の経済に対してネガティブな内容も多々ありますが、実際のところは中国は世界の市場として今後も成長が期待できます。
なので、日系企業の管理者の皆様は中国現地法人の経営基盤を強固にしたいというお考えの
方も多いかと思われます。
経営基盤を強固にするために最も重要な要素の1つは"
ヒト"ではないでしょうか。
特に、中長期的に経営を任せていける現地人の幹部社員の育成はとても重要です。
「
経営は仕組みが9割」とある大手小売企業の会長がおっしゃっていました。
そこで多額のコンサルティング費用を払い、
仕組みで動かす人事制度を創り上げ、
それだけで人事の事は問題ない、
と思われている方が多くいらっしゃいます。
何故多くの管理者がこのような間違いをしてしまうのか・・・?
日本人は会社の人事制度や給与制度が良くなれば中国人社員が頑張って働いてくれるだろうと思ってしまいます。
しかしながら信じていた幹部社員がある日突然、
「実家で家族が・・・」
「体調が悪くなったので仕事を離れてリフレッシュします・・・」
とやめてしまうということが起こってしまいます。
日本人管理者の
「彼(彼女)たちの為にこんなに尽くしたのに。。。」
という心の声が聞こえてきます。
中国における人間関係構築では「関係(guan xi)」の力学が大きく働き、仕組みだけで人を動かすのは難しいとされております。
日本人と中国人では、"
組織や集団"に対する認識が全く違うのです。
中国では組織やチームへの帰属意識より人間関係への帰属意識の方を優先します。
要は組織的に良い施策をしたからといって、人間関係構築を怠っていてはダメなのです。
(もちろん、現状にフィットした人事制度は必要です。それだけでだめだということです。)
ある大手製造業の総経理が行ったこととは・・・
弊社がインタビューさせて頂いた会社様の事例ですが、その日本人駐在員は赤字垂れ流しの会社の再生をミッションで赴任されました。
その方は仕事の見える化、社内チャレンジ制度等々、様々な仕組みを導入し改革を行われたのですが、
その改革がうまくいったことの1つの要因としてその総経理と社員とのつながりが挙げられます。
その総経理は、10年間春節時に社員のご実家ホームステイを続けられたのです。
何故それを行ったかというと、双方で育ってきた背景が違うからそれをお互い分かり合わない限り話も聞いてもらえない。
特に自分は駐在員なので、どれだけ正しいことを言っていたとしても社員たちからしたら
「どうせあの人はそのうち日本に帰る人だ」とか「日本人の立場から言っているだけだ!」
と聞いてもらえないからという考えだったそうです。
今の時代に実家にホームステイするというのは至難の業かもしれませんが、ここで知っておきたい
のは相手の背景を話で聞くだけでなく、実際に見て良く理解することが重要だということがポイントです。
ある大手食品メーカーが行ったこととは…
弊社がインタビューをさせて頂いた会社様の事例ですが、日本人駐在員と中国人幹部候補者が二人三脚で中国現地法人の難局を多々乗り越え、その後中国人幹部社員に別の日本人パートナーを付けて日本に2年ほど修行させる。
そこでも幾多の難局を乗り越えて、その後その日本人と中国人幹部社員は経営者として中国現地法人に戻ってくる。
その中国人幹部社員は日本本社の企業文化もしっかり理解し更に中国についても理解が深いので、現地法人に戻ってからもどんどん成果をあげられました。
この事例でのポイントは
①現地の文化とその会社の文化を両方学んだ中国人が経営にあたっている
②会社に帰属意識を持たせるのではなく、社員に帰属意識を持たせている
この2つが挙げられます。
現在日系企業では、中国人幹部社員を日本に送り修行を積ませるという制度を取り入れている会社様が多いです。
しかし仕組みだけで動かし、そこに人間とのつながりを欠くようなことをしてしまうとうまくいきません。
これは、仕組みも素晴らしいのですが何よりも中国における人間のつながりをよく理解した素晴らしい事例でしょう。
・・・・うちの会社には当てはまらないな
・・・・本社を巻き込むほどの仕組みを作るのは難しいな
もちろん、各個別企業の事情があるため、先ほど私が挙げた事例と全く同じことをやることが正しいわけではありません。
ただ、様々な事例を聞くことが皆様の今後の経営のヒントになるかと思っております。
そこで、今回は特別に現地経営力を向上させたい日本人管理者の方々にお役に立てるセミナーを企画させていただきました。
詳細は下記にてアップロードしております。
↓↓↓
クリックして詳細を確認
残り2席ありましたので、ご案内させていただきました。
大変お役に立てる内容になっておりますので、ぜひご参加ください。
【概要】
日時:2017年5月23日(火)13:30〜16:30 (
申し込み締め切り5/16)
場所:蘇州大学北校区2号楼 蘇州自主創新広場
住所:蘇州市干将東路178号
費用:
無料
定員:20名 (残席2です)
お申込み先:
info@transagent.cn 包(Ms. 日本語可)
P.S
今年4月に開催したセミナーのご参加者様からは、
「日頃から中国人に対する接し方は試行錯誤をしておりましたが、新たな切り口でヒントをいただけたように思います。」
というお声を頂きました。
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上海トランスエージェント
www.transagent.co.jp
上海創志企業管理諮詢有限公司
筧 裕介 KAKEHI Yusuke
Mobile:139-1871-0853 E-mail:
kakehi@transagent.cn
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==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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