おはようございます。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店の鳥枝将光です。
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本日は江蘇省地区近隣の方のお耳に入れたいセミナーのお知らせが届きましたので共有させていただきます。
セミナーの中では現地幹部スタッフの育成に成功した中国での4つの事例を紹介しながら、それでは自分はどうすれば良いのか?がより理解いただけるようワークショップ形式で行われるそうです。
中国1,2年目で中国に来てから漠然と現場で感じる「これでいいの?」という違和感をお持ちの方。
中国3年目以上の方でも、そろそろ現場改革に乗り出したい、「けど、自分のやり方は間違っていないのだろうか…?」と自問自答した経験のある方。
こんなことを感じたことがもしあったとしたら、このセミナーはあなたのものです。
しかも、午後を丸々使ったセミナーにも関わらず無料とのことです。
下記の内容をご覧ください。
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【江蘇省地区日本人管理者対象セミナー】
お世話になります。トランスエージェントの筧です。
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弊社は現在、上海交通大学の日本人向けコースの事務局業務を交通大学から請け負っております。
北京で、一帯一路の国際会議が行われていた14日に授業の一環でアリ計画の張江ハイテクパークの基地を見学してまいりました。
この計画は、インターネット+教育を基本コンセプトに、教育事業を行うベンチャーに対して投資を行うプロジェクトです。
非常に面白いのは、幼児教育から職業教育まで幅広い分野に投資をしていることです。
職業教育では、工業設計士や自動車のアフターサービス、自動化機械など今後中国における製造業の成長エンジンとなる分野の教育に多くの金額が投資されているようです。
ビジネスモデルやアリ計画の方向性も非常に勉強になったのですがそれ以外に、私の心に残った一言を共有させていただきます。
唯有教育才能改变貧窮,唯有互联网才能教育公平。
(貧困をを変える唯一の方法は教育であり、インターネットは教育を公平にする唯一の方法である。)
これはアリ計画の理念なのですが、非常に深い言葉であると感じました。
自ら学び力を蓄え、仕事に励むことこそが、貧困を変える唯一の方法であるとも捉えることができます。
さて、私どもは中国で経営していく中で、自社で働く社員が豊かな人生を送ってもらう為に教育をしていかなければなりません。
多くの会社様が、様々な方法で教育をされているかと思われます。
全てが正解であり、間違いはありませんが中国で教育をしていく中で押さえておくべきポイントがあります。
それは中国独特の「関係(guan xi)」の力学です。
日本人と中国人では、"組織や集団"に対する認識が全く違うのです。
なので、日本でやってきたようなOJTや教育体系に一工夫加えていかないと幹部社員を育成していくのは非常に難しいです。
そのひと工夫とは、教える側と教えられる側の双方が尊敬しあえる関係性を構築するということです。
これは、様々なリーダーシップやマネジメントに関する書籍に書かれているかと思いますので皆さん既にご存じであるかと思われます。
ただ、日中間の異文化ギャップを乗り越え、相互理解を深めるとなると少しハードルが高くなるのではないでしょうか?
ある大手製造業の総経理が行ったこととは・・・
日本人駐在員は赤字垂れ流しの会社の再生をミッションで赴任されました。
その方は仕事の見える化、社内チャレンジ制度等々様々な仕組みを導入し、改革を行われたのですが、その改革がうまくいったことの1つの要因として、その総経理と社員とのつながりが挙げられます。
その総経理は、10年間春節時に社員のご実家ホームステイを続けられたのです。
何故それを行ったかというと、双方で育ってきた背景が違うから、それをお互い分かり合わない限り話も聞いてもらえない。特に自分は駐在員なので、どれだけ正しいことを言っていたとしても、社員たちからしたら「どうせあの人はそのうち日本に帰る人だ」とか「日本人の立場から言っているだけだ!」と聞いてもらえないからという考えだったそうです。
今の時代に実家にホームステイするというのは至難の業かもしれませんが、ここで知っておきたいのは相手の背景を話で聞くだけでなく、実際に見て良く理解することが重要だということがポイントです。
ある大手食品メーカーが行ったこととは日本人駐在員と中国人幹部候補者が二人三脚で中国現地法人の難局を多々乗り越え、その後中国人幹部社員に別の日本人パートナーを付けて、日本に2年ほど修行させる。
そこでも幾多の難局を乗り越えてその後その日本人と中国人幹部社員は経営者として中国現地法人に戻ってくる。
その中国人幹部社員は日本本社の企業文化もしっかり理解し更に中国についても理解が深いので、現地法人に戻ってからもどんどん成果をあげられました。
この2つの事例でのポイントは
①現地の文化とその会社の文化を両方学んだ中国人が経営にあたっている
②会社に帰属意識を持たせるのではなく、人に帰属意識を持たせているこの2つが挙げられます。現在日系企業では、中国人幹部社員を日本に送り修行を積ませるという制度を取り入れている会社様が多いです。
しかし仕組みだけで動かし、人間とのつながりを欠くようなことをしてしまうと、うまくいきません。
これら2つに事例は、仕組みも素晴らしいのですが何よりも中国における人間のつながりをよく理解した素晴らしい事例でしょう。
・・・・うちの会社には当てはまらないな
・・・・ちょっと時代錯誤じゃないの?
・・・・本社を巻き込むほどの仕組みを作るのは難しいな
もちろん、各個別企業の事情があるため、こちらで私が挙げた事例と全く同じことをやることが正しいわけではありません。
ただ、様々な事例を聞くことが皆様の今後の経営のヒントになるかと思っております。
そこで、今回は特別に現地経営力を向上させたい日本人管理者の方々にお役に立てるセミナーを企画させていただきました。
詳細は下記にてアップロードしております。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137F5807C19
ご参加者様が大変お忙しいようで、急な出張などでキャンセルが入りましたので、席があります。
大変お役に立てる内容になっておりますので、ぜひご参加ください。
概要
日時:2017年5月23日(火)13:30〜16:30 (
申し込み締め切り5/19)
場所:蘇州大学北校区2号楼 蘇州自主創新広場
住所:蘇州市干将東路178号
費用:
無料
定員:20名
お申込み先:
info@transagent.cn 包(Ms. 日本語可)
P.S 具体的事例を基に、様々な会社の方と議論するだけでも何冊の本を読むことと同じくらいの気づきにつながります。
大変お忙しいかと思いますが、1冊の本が読める3時間をぜひ私にください。
お役に立てる情報をご提供させていただきます。
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上海トランスエージェント
www.transagent.co.jp
上海創志企業管理諮詢有限公司
筧 裕介 KAKEHI Yusuke
Mobile:139-1871-0853 E-mail:
kakehi@transagent.cn
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==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を!!
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