おはようございます。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会の池田竜貴です。
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先日出張で日本へ3日ほど滞在しましたが上海の方がより暑さを感じます。
これからさらに暑くなるのだと思うと先が思いやられますね…
さて、今週の「Weekly 現場カイゼンブログ」をお届けいたします。
これは「トヨタ 仕事の基本大全」という中経出版社が発行している本の中から、生産現場、物流の現場でお仕事されている方々にお役に立てる情報を毎週一回当研究会の研究員から配信するものです。
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今週はCHAPTER_6 LECTURE 83
「悪い報告から先に伝える」です。
あなたも現場で上の立場の方として働かれている方ならこんな状況を経験したことはありませんか?
「そんなのいつ報告したっ!?」
「そんな報告今されても…勘弁してよ…」
「この前の報告でなんでそれも言わなかったの!?」
「それもっと早く言ってよ!」
私も半導体の生産工場でフィールドエンジニアとして働いていた時は、先輩から
工場は戦場だと教えられて
きましたが、何があっても、どんなことでも必ず
「ホウ・レン・ソウだ!」と教えられてきました。
以下「トヨタ 仕事の基本大全」からの抜粋です。
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「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」は、ビジネスを円滑に進めるための基本です。
部下からホウ・レン・ソウがすばやく正確に行われるからこそ、上司は的確な判断を下し、迅速な対応をとることができます。
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しかし、当時の私からするとこれが少し難しく感じました…
正直に打ち明けますが、当時私と同じ現場にいた先輩と私ははあまり仲がよくありませんでした…
というのも、先輩とあまりコミュニケーションが取れないのです。
現場はチームワーク
現場を仕切る先輩や上司の仕事は、
「部下が仕事をしやすい環境を作ること」
これに尽きると思っています。
私にとっての楽しく働ける環境の第一歩は、先輩のことを知ることでした。
部下としてはまず先輩を抑えて仕事を円滑に進めたいと考えます。
そこで最初の方はコミュニケーションを図るのですがほとんど相手にされません。
忙しいのもわかるのですが、それにしてもなーと何度も思いました。
そして時間が経つとだんだん話しにくくなってしまいます。
そんな微妙な関係の中、現場でトラブルが起こります。
人間、仲があまり良くない人とはあまり話したくない、距離を置きたいと思ってしまうものです。
もちろん仕事ですから当然ホウレンソウはします。
しかし、
「早く会話を終わらせたいな」
という気持ちが少しでも頭をよぎれば
「あれはまぁ報告しなくてもいいか、
早く切り上げたいし」
という考えになり、部下が自ら判断して関係ないと思われる部分を削除するでしょう。
私は現にそれをしました。
後日、同じトラブルが起きた際に前回のトラブル時に私が報告しなかった部分がとても重要な部分であることが分かり、それからすぐに説教タイムです。
確かに「ホウ・レン・ソウ」を怠ったのは自分の責任です。
しかし部下にも「ホウ・レン・ソウ」をしなかった、できなかったという言い分があります。
さすがに先輩に
「あなたとあまり仲が良くないから言えなかったんです」
とはとても言えませんでしたが…笑
なぜ「ホウレンソウ」ができない?
「仕事はそんなに甘くない」
「人間関係が良かろうが悪かろうが
ホウレンソウは社会人の常識だ」
確かにその通りだと思います。
しかし管理監督者と部下との間に見えない壁があることも「ホウ・レン・ソウ」が完璧に遂行されない一つの要因ではないでしょうか?
では管理監督者としてどうあるべきなのか?
どう仕事を教えたらいいのか?
どう部下を扱ったらよいのか?
ここではそれを学ぶことができます。
↓↓↓
詳細はこちらをクリック
今回は少し当時の私の気持ちを思いだしてみてこのような文章を書かせて頂きました。
私も部下の気持ちの分かる上司になりたいなと思います。
今週も最後まで読んで頂きありがとうございました。
現場でのお困りごとがありましたらお気軽に当研究会までご連絡ください!!
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
池田 竜貴
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この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
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