生産、物流現場カイゼン研究会中国支店 コーチの常松です。
(
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もう、6月ですね!
暑い日、涼しい日と日々気温差がありますので
体調を崩しやすいと思いますので、お体にはお気をつけ下さい!
さて、今回のテーマは、「IT化」です!
日本では、長い歴史の中で、培った経験やノウハウを生かし、システムを開
発/導入し、業務の効率化、業務カイゼンを行ってきました。
多くの会社さんでは、システム導入後、
○毎日発生していたミスを防止できるようになった
○過去の生産履歴を5秒で検索できるようになった
○お客様への提出書類を1クリックで作成できるようになった
と、大きな成果を上げられていると思います。
しかし、その反面、システムの導入を迷われている会社さんが多くいます。
正確にいいますと、システムを使って、業務カイゼンを行いたいが、自社の
業務をIT化するのは、難しい、またはできないと思われているようです。
そこで、今回は、ITを使った業務カイゼンの主な3つの解決方法について、
ご紹介します。
1つ目は、ポカヨケに関してです。
ウィキペディアによれば、ポカヨケとは
「ポカヨケは、工場などの製造ラインに設置される作業ミスを防止する
仕組、装置のこと。囲碁、将棋で用いられる用語である、通常は考え
られない悪い手を打つ事を意味する「ポカ」をよける=回避する、とい
う意味がポカヨケの語源である。」です。
我々研究会にお問合わせ頂いた中で、一番多いポカヨケに関する内容は
実装機部品装填作業のミス防止です。
簡単に説明しますと、
「部品」、「部品を装着するソケット」、「ソケット挿入口」、「実装機」の組み合
わせが正しいことを検証し、不良品の製造を防止します。
この考え方は、物流、生産活動の中で、
○オペレータが目で見て問題の有無を検証する
○オペレータが手作業で問題の有無を検証する
にも、同じように適用できます。
例えば、
「出庫伝票を見て、原材料をピッキングし、指定の場所へ配置する」
という作業が必要な場合、
「出庫伝票」、「原材料」、「原材料棚」、「指定場所」の組み合わせを検証します。
ここで、
1.原材料にバーコード取り付け
2.原材料棚にバーコード取り付け
3.指定場所にバーコード取り付け
と各対象に検証用バーコードを取り付け
検証プログラム(出庫伝票データ含む)が搭載された
○無線型スキャナー
○固定式スキャナー
○ハンディ型スキャナー
を利用することにより、
「原材料」、「原材料棚」、「指定場所」の組み合わせを正確に検証し、
ピッキングミスを100%防止できるようになります!!!
2つ目は、微妙な判定に関してです。
ここでいう、微妙な判定とは、オペレータが手で部材、製品を触り、品質の
判定を行うものです。
数年前ですと、この微妙な判定をITにて実現するには、難しいと言われて
いました。(莫大な費用がかかると言われていました)
ところが、現在、500万画素のカメラを安価で調達でき、画像処理技術が向
上したことにより、手触りにより、検証していた作業を、画像処理による、検
証に置き換えることができるようになりました。
例えば、絨毯です。
正規に並んでいる突起に光をあて、撮像した画像を正規画像と検証し、品
質判定を行うというものです。
さらに、微妙な判定で、もう1つ紹介します!
購入先から、納品された部材、完成品に添付されているバーコードを利用し
て、在庫管理をしようと思ったが、
○バーコードが薄くて読み取れない
○バーコードが所々ドット抜けしていて読み取れない
○バーコードがぼけていて読み取れない
○バーコードを正面から読み取れない
などの原因により、御社は、あきらめてしまったことありませんか?
今までは、このようなバーコードに対しては、スキャナーを使って、何度も読
み取り作業を行い、結果として、読み取れるバーコードと読み取れないバー
コードがありました。
しかし、今では、上記バーコードを読み取れるスキャナーが販売されています!
このメーカーさんに聞いたところ、数百台単位で購入されるお客様もいらっし
ゃるそうです。
3つ目は、煩雑な処理についてです。
生産、物流に関わらず、煩雑な処理というは、つきものですね。
ミスが発生しやすく、時間がかかるものが多いというのが実状ではないのでしょうか。
例えば、
○納品された部材伝票をERPシステムに手入力し、出庫時は、伝票を印字
し、伝票を見ながら出庫作業を行う
○紙の生産日報を見ながら、EXCELに手入力し、在庫管理をしていている。
○梱包リストを参照しながら、パッキングリストをEXCELで作成している
御社では、ミスが起きていないので、問題ないという状
況でしょうか?
では、作成するまで、どれくらいの人と時間が投入されていますか?
御社の業務に最適なIT化をすることにより、
○手入力を最小化する
○書類を全てシステム上で作成する
ことができるようになります!!!
今回紹介した業務カイゼン以外にも最新の現場カイゼンが盛りだくさんです。
NewsLetterのご連絡だけですと、なかなか伝わないと思いますので、
御社が一度あきらめてしまったITによる業務カイゼンをお持ち
でしたら、もちろん、現在、カイゼンされたい業務がありましたら
一度ご連絡いただけませんか???
現場を見せて頂ければ、私常松が御社の現場を訪問し、
無料現場診断(ご提案書付き)を実施します!!!
このメールに、無料現場診断希望と記載し、ご返信下さい!!!
ご連絡お待ちしておりますね。
生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
常松 直志
==== このニュースレターの目的 ========
このニュースレターは、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、
日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思
い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務
カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず
皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。そ
の事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、
ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがあ
りましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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