おはようございます!
カイゼン研究会の池田です。
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前回の水曜メルマガでは、以下3つある指標の内、
稼働率と可動率
ということをテーマに上げてみました。
そして今週は、設備総合効率について取り上げてみたいと思います!
指標って色々あると、どれを使ったらいいのか、本当にややこしいですよね…
ただ、こういう時こそ原点です!
話は逸れますが、私は小さな頃町道場で柔道をやっておりました。
(ほそーーーーく長く、というやつです笑)
その先生の指導方針はちょっと他とは異なり、ただただ強さを教える、
というよりは今にして思えば柔道とは、柔道を通してどう成長するか、
ということに重点を置いて押してくれていたのだと思います。
そのため、練習後には『雨にも負けず』を暗唱する時間があったり、
嘉納治五郎の言葉を暗唱するなど、様々な時間がありました。
子供の頃の暗唱は今でも覚えているもんですね。
今でもそらで暗唱できるものがいくつかあります。
(雨にも負けずはもちろん今でもいけます笑)
そんな教わった言葉の中にこんなものがあります。
『柔道の、技の種類の多けれど、とどのつまりは、体(たい)の捌きぞ』
柔道の技の種類というのは公式では、
投げ技68本、固技32本の計100本に上ります。
まぁその内、試合などで使われる技はそこまで多くはありませんが…
しかし、技は色々あるけれど、結局柔道というのは
『体の捌き方、動かし方である』
というのは、とどのつまりになるわけです。
(昔のCMで技は色々カードは一つ、とかありましたね笑)
色々迷ったら、つまり、とどのつまり、に立ち戻れば言いわけです。
設備の指標も、結局何を目指せばいいのか、ということに
立ち戻れます。
指標は会社によっても色々異なりますし、やり方も様々です。
しかし、設備として目指すものは
『使いたい時に、使いたいだけ、100%使えること』
だと思います。
これを目指す際、この【設備総合効率】という指標が
役に立ってきます。
この画像を見ると、【設備総合効率】というのは文字通り、
いくつかの要素を掛け合わせた指標であることが分かります。
構成する要素は全部で3つ。
時間稼働率
性能稼働率
良品率
これらは、この数週間水曜メルマガで扱ってきた
設備の8大ロス、大枠/中枠/小枠のロス
といった考え方から算出することができます。
『使いたい時に、使いたいだけ、100%使えること』
を実現するために、何が障害になっているのか、
どいつが邪魔をしているのかが、3つの構成要素を
算出してあぶりだしていくわけです。
指標は数あれど、目標を見失わないように設備の
カイゼンも進めていきましょう!
本日も最後までお読み頂きありがとうございました!
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