フリーランスとしてHRP(ヒューマンリソースパートナー)日中異文化経営コンサルタントして活動している金です。
プロフィール
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ロックダウンが解除されて3週間あまりが過ぎています。
4月の人事異動で帰国をされる方、また新しく赴任される方の時期が多少ずれている事もありますが帰国及び赴任の季節です。
私自身中国に移り住み26年目を迎えようとしていますがこの時期になると帰国される方々、赴任される方々への挨拶が多くなります。これまで数多くの方々に挨拶すると同時に駐在生活における苦労や挫折または成功された事、達成出来た事など様々な話しをしてきました。中には無念だと涙を流される方もいらっしゃいました。
新しく赴任をされる駐在員の方々にこんな質問をする事があります「皆様は帰任の時に何と言われたいですか?」
中国を去るという時に、現地の社員にどう言われたいのか?どう思われたいのか?今後始まる駐在生活においてどのような軸で行動しどのような姿勢で臨んで行かれるのか?と言う覚悟と気持ちの確認になります。
参加者の皆様はうーんと考え込みます。異国であり価値観の違う中国において事業を展開しモチベーションを維持しながら業務を進めるのは並大抵な事ではありません。今回はある総経理の「記録」の話しをご紹介させていただきます。
■A総経理へのご挨拶
私のもとに一通のお知らせがありました。それはA総経理が帰任されると言う物でした。丁寧な帰任のご挨拶とともに新しく赴任される方のお名前がありました。A総経理とは公私にわたり親しくさせていただいていたこともあり残念な気持ちと異動なので仕方がないという複雑な気持ちをいだきながらご挨拶に向かいました。
■ねぎらいを含めた雑談
中国の駐在で楽しかった事。苦労した事。学んだ事。マーケットの話しや業界の将来性。中国の今後の動向を踏まえた個人的な感慨を含め和やかな雰囲気の中、話しは進んでいました。話しが一段落した所で総経理が「そうそうちょっとお待ち下さい、これ」と渡されたのはA4 30ページの資料でした。その資料には「トップが変わらなければ・・・」とタイトルがありました。私は「これは・・・」と話そうとすると総経理は「駐在生活のまとめを小説にしました」と答えられたのです。
■駐在生活の振り返り
A総経理から渡されたのは駐在生活をまとめられた小説でした。これまで多くの駐在員の方々にご挨拶をさせていただく中で、総括としてのレポートや個人的な感想を踏まえたまとめをいただいた事はありますが小説形式はあまりなかったので私とても興味が沸き総経理の目の前で少し読ませていただきました。
■活き活きとした駐在小説
小説という形式を取る事で総括やまとめのレポートとは違い主人公の赴任にまつわるエピソードから社内の人間関係、中国赴任後の苦労や挫折、トラブルまで実に活き活きと書かれていました。そこには定年間際で赴任を決めた総経理の覚悟と挑戦が見事に表現されていました。
これは永久保存版ですねと笑いながら話すと総経理は「お恥ずかしい限りなのですが小説という形式を取る事でいろいろ書けました。駐在生活のまとめにもなりますが今後の赴任者の事業や生活の一助になれば」と答えられました。
中国での駐在生活は全てがバラ色ではありません。価値観や文化観。事業展開やビジネスの進め方を含め苦労や挫折の方が多いと思います。記録として残す事によってそれはノウハウになりナレッジになります。挫折や失敗。成功や達成。全ての経験や体験は記録として残す事によって糧になるのではないでしょうか?
皆様は駐在生活を記録として残しているでしょうか?
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