こんにちは!
生産、物流現場カイゼン研究会中国支店の矢崎早人(やざき はやと)です!
2011年11月の定期カイゼン通信をお届けいたします。どうぞ宜しくお願い致します。
(矢崎の詳細プロフィールは以下でご覧下さい。
http://china.a-solsh.com/staff_details04.html)
いよいよ2011年も終わりに近づきました。
御社の一年はどのように締めくくることができそうでしょうか!?
過去最高の結果を残せた一年間だったでしょうか。もしくは我慢の一年だった
でしょうか。
来年はもっと良い一年にしたいですよね。
さて、最近当研究会は中国系製造業からの現場カイゼン指導のお問い合わせ
が増えております。
特に来年をもっと良い一年にするための仕込みと予算確保のために、現場
カイゼンの提案を求めるケースが多いです。
お問い合わせをいただいたお客さまの共通の課題は、
その1) 生産効率を上げたい!!
その2) 省人化したい!!
の2つに集約できるような気がします。
中国の製造業もいよいよこのようなニーズが顕在化してきましたね。
弊社では現在上海にあるドイツ系中国企業の現場カイゼン指導を行っています。
この企業の製品は自動車部品のクラッチです。
現場カイゼン指導の目的はクラッチの組立ラインの効率化ですが、わずか2カ月
でモデルラインの組み替えを行って成果を確認することができました。
従来は1ラインに9人の作業員がはりついていたラインを7人で回せるようにし、
さらに一個流し化を実現しました。
ラインは全部で8ラインあり、2直3班制なので、2×8×3=合計48人の省人化
につなげることができます。
どうしてこのようなカイゼンが成功できたのか!?
それには3つのポイントがあります。
1.リーダーの情熱
現場カイゼンを外部に依頼しようと決断し実行するのは、その会社のリーダー
たちです。本来は外部に委託せず自分たちの力で成し遂げたいと考えている
でしょう。
しかし、どうしてもそれだけでは越えられない壁があります。
そこで、お金を払ってまでも専門家の力を借りて結果をだそうと決断するのだ
と思います。
ここで気をつけなければならないのは、カイゼンを外部業者に丸投げしては
いけないということです。
自分の工場なのに、まるでお客さまのような気分になってしまうと、結果は
なかなかついてきません。
むしろリーダーは常に関心を持って現場の状況を把握し、改善活動の成果を
褒め、時には叱咤激励する必要があります。
先ほどご紹介したクラッチの会社は副総経理がリーダーを担っていますが、
毎回のカイゼン活動に参加し、スタッフたちを叱咤激励しています。
2.メンバー自身のやる気
当研究会が支援するカイゼン活動では、「カイゼンチーム」というプロジェクトチーム
を結成し、関係部署から主任以上のメンバーを集めてカイゼンを行います。
これはまさに現場カイゼンの中心を担うチームであり、この経験を活かして将来
は各部署のリーダーとなっていくことを期待された精鋭です。
そのため、カイゼンチームのメンバーは選別された人間であり、その意識を
高くして改善活動に取り組むことが重要です。
クラッチの会社は20代~30代の若手メンバーでカイゼンチームを構成しています。
最初はあまり積極的ではありませんでしたが、カイゼンの成果が見え出すと
一気に加速してカイゼン活動に取り組むようになりました。
3.カイゼニストの適切な指導
当研究会が派遣する現場カイゼン指導の専門家は「カイゼニスト」と言います。
トヨタ自動車や豊田合成の現場で30年以上のキャリアと指導実績のある
プロフェッショナルです。
このカイゼニストはカイゼンを実行している現場の実態とレベルに合わせて
適切な指導を行わなければなりません。
もちろん、カイゼンチームのメンバーと一緒に活動し、カイゼンの考え方と
やり方を伝授していきます。
以上の3つのポイントを押さえてカイゼンを実行していけば、カイゼンの成果
はおのずと約束されたものとなるでしょう!!
もし御社の現場で、上記の1と2が実現できる自信があり、3に
ついてご検討中とのことでしたら、、、
私たち生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店がお手伝いできます。
毎月限定5社で、現場カイゼン無料診断を実施中です。
これは、カイゼンのプロが御社の現場を訪問し、現在の問題点
の診断とカイゼン方法をレポートにまとめて提出します。
現場カイゼン無料診断は、最近、多くのお客様にご好評をいただいております
ので、この機会にぜひご検討ください!!
http://china.a-solsh.com/kaizen01.php (こちらに無料診断された会社の感想があります。ご参考にしてください!!)
御社からのご連絡お待ちしております!
生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
矢崎早人
2011-12-12
==== このニュースレターの目的 ========
このニュースレターは、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、
日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思
い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務
カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず
皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。そ
の事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、
ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがあ
りましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会のHPはこちら!!
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ご連絡は中国からは400-604-1765 フリーダイヤル、24H365日受付中、
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