フリーランスとしてHRP(ヒューマンリソースパートナー)日中異文化経営コンサルタントして活動している金です。
プロフィール
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これまで数多くの駐在員の方々とお話しする機会がありました。いろいろな話題が出る中で「任期はどのぐらいですか?」「今後どのような形で仕事を進めて行かれるのですか?」「意気込みは何ですか?」等々いろいろ質問をさせていただきます。
話しの流れで必ず聞く質問があります。それは「どのよう目的で中国に来られたのですか?」という質問です。
ほとんどの方が「中国での事業を拡大、成長させるためです」「売上をあげ利益を確保しなければならない」と話されます。「ミッションは何ですか?」とお聞きするとほとんどの方が少し考え「実は明確なミッションは言い渡されていません」と答えられます。今回は駐在員のミッションについての考え方をご紹介させていただきます。
■ミッションなき赴任
中国での事業環境は変化が早く、中間層の増加や可処分所得の増加による消費市場へと変貌しています。市場の変化に伴いこれまでの事業形態の変更を余儀なくされている企業も少なくありません。
中国市場をどう捉えどう攻めるのか?駐在員は何をしなければいけないのか?ステージが変わっていく中で現地化を含め対応して行かなければなりません。
駐在員のミッションは本来日本本社の理念、海外進出の考え方、中国市場への進出目的及び戦略から落とし込まなければなりません。限られた任期の中で何を目的にどのような能力を持った駐在員に何をしてもらうのか?残念ながら日本企業の駐在員は赴任前に明確なミッションを持たず赴任されている方が少なくありません。
■ミッションは自分で作る
冒頭で駐在員の方々に「ミッションは何ですか?」と質問するとほとんどの方が「明確なミッションは言い渡されていない」と答えられる方が多いと書きました。私がこれまでお会いして来た駐在員の方々の中で数ヶ月してまたお会いし同じ質問をした所明確な答えが帰って来られる方がいらっしゃいました。
私は興味津々で改めて「明確に言われていない」と答えられていたのがどのように変化したのですか?と聞きました。
その方は「赴任をする時に何をどうしろと言われていないのは確かです。日々業務に追われ時間はあっという間に過ぎて行く。目的を持たないともったいないと思いました。そこで現在の中国事業の現状と自らの役割を照らし合わせ出来る事と出来ない事を分けて考えました。赴任期間に出来る事は何か?を自分で考え作りました。本社には確認していません(笑)」と答えられたのです。
駐在期間はあっという間に過ぎて行きます。価値観や文化の違う中国において業務を進めて行くのはストレスも溜まります。ミッションを与えられていないのであれば自分で作ればいい。現状を正しく把握し、自らの役割と責任を正しく認識し、目的を持って行動する事によって駐在期間の過ごし方も変わってくるはずです。
ミッションを与えられていないのであれば自分で考え自分で作る。
皆様は自らのミッションを明確に答えられるでしょうか?
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