「改善って止まることですよね?」
6ヶ月のプロジェクト最終日
報告会も無事に終わり
緊張から解放された
中国人リーダーの陳さんから
思いがけない質問が来ました。
「??」
なにかしらの変化だったり
良くなることだったり
今の状態から変わる。
そんな
「動きがある」というイメージを
カイゼンという言葉に
持っていたのですが
半年のプロジェクトを通して
陳さんが感じたのは
それとは反対の
「止まる」ということだったそうです。
たしかに。
終わらせないといけない仕事や
日々起こるトラブル対応
会議への参加や出張に加えて
部下のチェックや進捗確認、決裁。
日常で
次から次へと
やらないといけないことが発生し
それをいかに終わらせるか?
どう効率よく処理していくか?
それが仕事の当たり前でした。
しかし
問題解決のプロジェクトを通して
慣れない仕事の進め方をしながら
彼が感じたのは
「止まる」ということが
一番価値のあるポイントだったそうです。
だいたいの問題解決は
「不満」から入るか
「理想(本当はこうあるべきだよね)」
ということからスタートします。
もちろん
「外圧」によって(お客さんや本社から)
この不満や理想が持ち込まれることも多いですが
始まり方には変わりはありません。
彼が気づいたのは
今の不満や
今後どうするべきだろう?
もっとこうした方が楽なんじゃないか?
なんで今こういうやり方をしているんだろう?
そんなことを
立ち止まって考えること自体が
そもそもなく
彼の思っていた仕事の定義にもなかった。
こんな時間の使い方も仕事なのか、
時間に追われながら
毎日が過ぎていくことが
入社してから当たり前だったので
今の問題点を考えたり
現状はどうなっているかを
たどったりすることが
彼にとっては
「止まる」ことのように感じて
新鮮だったようです。
もちろん
いろんな施策やアイデア
対策で会社は変化したはずなので
普通はそこに喜びを覚えそうなのですが
すべてを振り返った時に
心に残ったのは
「カイゼンって止まること」じゃないか?
という発見で
自分の中で腹から理解したと思うんです。
ということを最終日に教えてくれました。
そうだよ。
と、答えたいところですが
悔しいかな、
私は思いついていなかったので
ここで拝借させていただきました。
すごい良い発見ですよね、あぁ悔しい。
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